馬券種別、的中率と配当の徹底比較!計算上最強は複勝!馬券術の手札を紹介
こんにちは、競馬ファンの皆さん!
今日は、馬券の的中率と配当について興味深いデータをご紹介します。
18頭立てのレースを例に、各馬券種の平均配当と中央値、そして的中確率を比較してみましょう。
馬券種別別的中率と配当の徹底比較!
競馬で勝負している僕らは、どの馬券種が1番効率が良いかを日々探し求めていると思います。
が1番効率が良い日を探し求めていると思います。
今回、数学的考えでどの馬券種が一番計算上効率が良いのかを紹介させて頂きます。
尚、この記事は色んなところで書かれており参考にさせて頂いたのは、Fontexさんのnoteの記事になります。
1. 単勝:シンプルだけど、難しい?
- 平均配当: 405円
- 中央値: 490円
- 的中確率: 1/18
単勝はもっとも基本的な馬券ですが、的中確率は約5.6%。シンプルですが、予想が当たるという点では案外難しいかもしれません。
ただ、単勝は8割は5番人気以内で決まるというデータもありますので、そこを考えながらどう立ち回っていくかを考えてもいいかもしれませんね。
2. 複勝:初心者にもおすすめ
- 平均配当: 207円
- 中央値: 210円
- 的中確率: 1/6
複勝は的中しやすく、配当も安定しています。初心者の方には特におすすめの馬券種です。
ここで単複どちらが効率的かを考えてみます。
単勝よりも複勝は3倍的中率が高いです。
と言うことは平均配当から3倍以上単勝が配当を上回っていないと複勝の勝ち。
(的中率の分母大÷的中率の分母小)で計算。
単勝 405円 中央値490円 的中率1/18
複勝 207円 中央値210円 的中率1/6
配当の差は約2倍。
と言うことは単勝よりも複勝の方が計算上では効果的な馬券がわかります。
3. 馬連:高配当を狙うなら
- 平均配当: 1192円
- 中央値: 1910円
- 的中確率: 1/153
馬連では、2頭の組み合わせを当てる必要があります。少し難易度が高いですが、その分配当も魅力的です。
自分はよく多用します。
結構1、2番人気を軸にして4〜8番人気を機械的に購入すると良い結果になったりもします。
4. 馬単:さらに高配当を目指して
- 平均配当: 2172円
- 中央値: 3650円
- 的中確率: 1/306
馬単は、馬連よりもさらに高い配当を期待できる馬券種です。順位も予想する必要があり、その分、リスクも高まります。
ここで馬連と馬単の効率化を図ってみましょう。
馬単 2172円 中央値3650円 的中率1/306
馬連 1192円 中央値1920円 的中率1/152
先ほど書いた単複と同じような計算です。
馬連と馬単は的中率の差は2倍。
配当の差は1.82倍
僅差で馬連の方が計算的に馬単よりも効率がいいということです。
5. ワイド:中間的な選択
- 平均配当: 600円
- 中央値: 850円
- 的中確率: 1/51
ワイドは、的中率と配当のバランスが取れていると言えるでしょう。
馬連よりも3倍的中率が高いです。
比較すると
ワイド 600円 中央値850円 的中率1/51
馬連 1192円 中央値1920円 的中率1/152
馬連の配当はワイドの2倍ほどです。
よって単純計算ではワイドの方が効率は良さそうです。
6. 三連複:高い配当を狙うチャンス
- 平均配当: 2618円
- 中央値: 5400円
- 的中確率: 1/816
三連複は、3頭の組み合わせを当てる必要があります。高い配当を狙える一方で、的中させるのは容易ではありません。
ここでワイドと比べてみましょう。
ワイド 600円 中央値850円 的中率1/51
三連複 2618円 中央値5400円 的中率1/816
ワイドと三連複の配当差は4.3倍程度です。
点数を考えるとワイドは多めに購入しても相手は5〜6頭。
人気馬1頭から中穴狙いがセオリーです。
18頭立てでも1頭軸で17点。
三連複は3頭も選ばないといけないので総流しはもちろん躊躇します。
そういった効率化を考えるとワイドの方が資金も少なく配当も効率的に狙えるのではないかと個人的には思えます。
Fontexさんの記事でも書かれています。
7. 三連単:最高難度で最高配当
- 平均配当: 12222円
- 中央値: 30510円
- 的中確率: 1/4896
三連単は競馬の馬券の中で最も高い配当を狙える種類ですが、その分、的中率は極めて低いです。
ここで三連複と比較していきましょう。
的中率が6倍違うので配当も6倍を基準値と考えます。
三連単 2618円 中央値5400円 的中率1/816
三連複 12222円 中央値30510円 的中率1/4896
この計算だと三連単は三連複より配当は6倍を下回ります。
なので三連複の方が効率的。
もちろん三連単の爆発力たるや全てを凌駕するのも事実。
【まとめ】計算上効率の良い馬券
最後に、的中率と平均配当のバランスから見た効率の良い馬券選びを考えてみましょう。分析の結果、以下の順番で効率が良いと言えます。
複勝>単勝>ワイド>三連複>馬連(枠連)>三連単>馬単
そこそこ興味深い内容だったのではないでしょうか。
これはあくまでも計算上の効率化です。
これを踏まえてあなたの性格から馬券の構築を考えていくのも良いと思います。
本命党は単勝、複勝、ワイドでしょう。
穴党は三連単、馬単ですね。
次のレースでの馬券選びにぜひ役立ててください!運も実力のうち、幸運を祈ります!
馬券種選びの参考例
今までの計算からの確率の考え方から、自分はどの馬券種を使えば良いのだろうと悩まれるかもしれません。
その助けになるように考え方のアイデアを出していってみます。
約92%の確率で1番〜3番人気のどれか一頭は馬券内に絡む
まずは当てることだけにコミットする場合です。
1番人気〜3番人気のどれか1頭は92%馬券に絡むということを考えると単純に1、2、3番人気で1頭を絞り複勝で購入すると良いでしょう。
ただ、払い戻し率が低いので的中時の徹底した管理が必要になります。
なので1番人気はいっそのこと無視して2、3番人気のどちらかで複勝にしましょう。
ということで考える予想のキーマンは1番人気の馬です。
脚質
追い込み脚質であれば脚を余す可能性があるのでスローペースになるようなメンバー構成なのかをしっかり見極める。
逃げ、先行馬が少なければ全体的なレースの流れは遅くなります。
遅いペースでありながら先行できている馬は、先行していても脚を溜めれます。
よって直線でもバテずにスパートがかけられます。
最後方の馬がいくら追い込んでいても他の馬たちも同じレベルで追い込めるので届かないということです。
馬柱を見て最終コーナーに入るまでどの順位で回って来れているかを確認できればその馬が先行馬か追い込み馬を判断できます。コーナー通過順位ってところです。
コーナー通過順位が1-1-2-2みたいな馬が多かったら先行したい馬が多いということでレースの流れが早くなる可能性が高くなります。
みんな前を譲りたくないのでポジション取りしているうちにハイペースになり直線残り150mあたりでバテて伸びきれず、後方の馬たちに抜かれる展開です。
このようにレースの展開を考える基本的なことを押さえておけば応用もできてきますので一番人気の馬がどの位置に該当するかをしっかり予想して馬券に繋げてください。