競馬の買い目が多すぎる人へ|点数を減らして回収率を上げる具体的ステップ

「軸も当たった!相手も拾えた!──でもなぜかマイナス…」
そんな経験はありませんか?
その原因はシンプル。買い目が多すぎるからです。
的中率を上げようと手を広げるほど、配当は薄くなり、結果は「当たったけどガミった」の繰り返し。
これは「負けにくい買い方」にはなっても、「勝てる買い方」にはなりません。
この記事では、買い目を減らせない人の心理と、その脱出法を 初心者にも実践できる3ステップ で解説します。
さらに、勝ち組が実践している「本線を信じる買い方」も紹介します。
なぜ人は買いすぎるのか?
馬券を買うとき、多くの人は「不安」に突き動かされています。
- 「外すのが怖いから、念のためこの馬も…」
- 「穴っぽいから一応入れておこう」
- 「切る勇気が出ない…」
こうして相手が増えていき、気づけば20点以上。
負けパターンの典型例
- 1レースで2,000円以上かけてしまう
- 的中しても配当が低すぎて回収できない
- 「的中=ガミ」の連続でストレスが溜まる
👉 これこそが「当たってるのに勝てない人」の共通点です。
点数を絞れない人の“あるある構成”
買いすぎる人の典型例を見てみましょう。
- 馬連:5点
- ワイド:4点
- 3連複フォーメーション:18点
→ 合計27点
この構成だと、高配当を引かない限りガミる確率が高くなります。
さらに「保険のつもりで買ったワイド」が当たり、結局マイナスになるケースも多い。
👉 結果として、的中率は上がっても 回収率は下がり続ける のです。
“買いすぎ”から脱出する3ステップ【実戦解説付き】
「減らせと言われても、どこを減らせばいいの?」
──そんな悩みを解消するために、勝ち組は必ず次の3ステップを踏んでいます。
✅ ステップ①:「一番欲しい当たり」を決める
まずは「この馬券が当たれば今日の収支はOK」と言える組み合わせを決めます。
例:
- ◎本命:先行力ある2番人気
- ○相手:展開がハマりそうな5番人気
→ 馬連10倍
この時点で「◎−○が今日の本線」と定める。
ゴールを先に決めてしまうことで、余計な迷いが減ります。
✅ ステップ②:「複数の根拠がある馬」だけ残す
ありがちなのは「なんとなく来そう」で相手を増やすこと。
でも、それは一番危険です。
残すべきは👇
- 調教が良い
- 枠が有利
- 展開が向きそう
- 前走内容が優秀
👉 こうした“複数のプラス要素”を持つ馬だけを残す。
根拠が1つしかない馬は、思い切って切りましょう。
✅ ステップ③:「悩んだら切る」を徹底する
「来そうだけど…確信はない」
そう思ったら切る勇気を持つこと。
なぜなら、迷い=根拠が薄い証拠だからです。
そして、その浮いた資金を本線に厚く入れる方が、はるかに効率的。
実戦での変化
- Before:馬連5点+ワイド4点+3連複18点=合計27点
- After:馬連3点(本線)+ワイド2点(押さえ)=合計5点
👉 点数は自然に減り、残ったのは「納得して買える買い目」だけ。
“本線を信じる勇気”が勝ち組への切符
広く買う人は「外したくない人」。
本線に絞れる人は「勝ちたい人」。
資金配分の例
- ◎−○ 馬連10倍に1,000円 → 払戻1万円
- 他に流して500円ずつ → トータル赤字の可能性あり
勝つ人は「資金を本当に勝ちたい組み合わせに寄せる」決断をしています。
👉 削ることはネガティブではなく、勝つための戦略。
本線を信じる勇気こそ、勝ち組への第一歩です。
まとめ|“不安”を削れる人が勝ちに近づく
📌 本記事の要点
- 買いすぎの原因は「外したくない」という不安
- ガミるのは予想のせいではなく“買い方のミス”
- 本線・相手・消しを明確にすると買い目は整理される
- 点数を減らせない人ほど資金が分散し、勝負できない
- 勝てる人は「削る勇気」を持ち、本線に集中している
「当たったのに勝てない…」と思ったら、まずは買い目を半分にしてみてください。
それだけで競馬の景色が一変します。