第20話(最終話) 「“競馬と生きる”ということ」

競馬ストーリー連載|第20話(最終話)
「“競馬と生きる”ということ」
――すべてを超えて、僕がここに立っている理由
▼ なぜ、僕はここまで競馬と向き合ってきたのか。
当てるため?
勝つため?
お金を増やすため?
……確かに、最初はそうだった。
でも、いつしか変わっていった。
的中が嬉しいのは今も変わらない。
でもそれ以上に、「今日も競馬に向き合えた」という感覚が、僕の心を支えてくれていた。
「競馬と一緒に、生きてきた」
そう言えるほど、競馬は僕の人生の一部になっていた。
▼ 僕の競馬人生は、“戦い”であり、“学び”だった。
「完璧な予想」が何度裏切られたか分からない。
「確信の本命」が沈むたびに、膝から崩れそうになったこともある。
でも、その度に問い続けた。
- どこで間違ったのか
- なぜその判断をしたのか
- そして、次はどうするか
その積み重ねが、僕を変えてくれた。
競馬は、僕を“知る鏡”だった。
そして気づけば、それは「生き方」そのものだった。
▼ 予想とは、僕の「生き方の写し鏡」だった。
焦っていたら予想も焦る。
自信があれば予想も強気になる。
不安があれば買い方がブレる。
予想には、自分の心の状態がそのまま反映される。
かわな式は、単なるロジックじゃない。
「整えた自分」が、「整えた予想」を導くという信念のもとにある。
だから、僕はかわな式を育てながら、自分自身も育ててきた。
▼ “かわな式”が生まれた理由も、そこにある。
かわな式は、失敗の蓄積から生まれた。
- 無理な穴狙いに走った過去
- 負けを取り返そうとして暴走した買い方
- 勝って慢心して翌週に大敗した経験
そのすべてを「仕組み」に変えていった。
予想力だけでは勝てない。
感情と資金と向き合って初めて「武器になる」。
かわな式は、**“予想法”であると同時に、“競馬に立ち向かう心構え”**でもある。
▼ サロンの存在が、僕を強くしてくれた。
僕がここまで来られたのは、間違いなく──
サロンメンバーの存在があったから。
一緒に喜び、一緒に悔しがり、
反省を分かち合い、時に励まし合える仲間。
「予想を買ってくれてありがとう」じゃない。
「一緒に競馬してくれてありがとう」なんだ。
そして、どれだけ距離が離れていても、僕にとって“会いに行きたい人たち”であることは間違いない。
だから僕は、埼玉から大阪へ新幹線で向かうのも、まったく苦ではない。
その人に会えるだけで、心が動く。
この人生において、欠かせない存在たちだと、本気で思ってる。
▼ 競馬は、人生の縮図だ。
- 何度も負ける
- 思い通りにいかない
- 努力しても報われないときがある
でも、競馬には学びがある。
- 自分を冷静に保つこと
- 大きな流れの中で待つこと
- 小さな成功に喜び、次の勝負へ備えること
これって、人生そのものじゃないかと思う。
僕にとって競馬は、「生きることの縮図」だった。
▼ だから僕は、これからも競馬と生きていく。
これからも、負ける日がある。
迷う日がある。
予想が外れて落ち込むこともある。
でも僕は、**競馬に「心を豊かにしてもらった」**という実感がある。
だからこそ、今度は僕が、
「会員様の心を豊かにする存在になりたい」
競馬でつながったご縁を、
競馬で終わらせたくない。
それが、僕の願いだ。
▼ 最後に──
かわな式は、確かに「整えた予想」かもしれない。
でも、それだけじゃなかった。
「整った自分で、競馬に向き合えること」
それが、僕にとっての“かわな式の答え”だった。
何度外れても、悩んでも、
それでも立ち上がって、また前を向けるのは、
ここにいるみんなと、競馬があったから。
ここまで、20話分を読んでくれたあなたへ。
途中から読み始めた方も、最初からずっと追ってくれた方も、
ひとつだけ言わせてください。
本当に、ありがとう。
この連載は、今日で終わるかもしれないけど──
僕と、あなたと、競馬は、まだまだ続く。
次のレースも、次の週末も、
そしてその先も。
また、あの直線で会いましょう。