第6話:「はじめて“軸選定”がハマった日」

──手応えを感じた、あの週末の的中。
競馬を続けていると、たまに不思議な「手応え」を感じる瞬間がある。
それはオカルト的な話ではなく、「論理が現実を超えた瞬間」だった。
あの日のことは、今でもよく覚えている。
自分の中で確かに“軸選定”の仮説がまとまりはじめ、
1頭の馬を「これしかない」と信じて本命に据えた。
結果──その馬は、狙い通りの展開で突き抜けた。
「やっと、自分の予想に手応えを感じた」
──それは、ただの的中ではなかった。
「再現性」という言葉が、はじめて自分の中に宿った日だった。
【仲間の声と、自信の芽生え】
その週末、予想をシェアしていた仲間から次々と届くメール。
「やばい!◎バッチリだったね!」
「ありがとう、久々にワイド取れたわ!」
「これはさすがに凄すぎる…」
嬉しかった。
でもそれ以上に、「伝わったこと」に感動していた。
自分の考えが、誰かの馬券に貢献できたという事実。
それは、単なる的中以上の価値だった。
同時に芽生えてきたのが、ある“想い”。
【競馬を真剣に、そしてビジネスとして考えるようになる】
「もし自分の知識や分析が、他人の役に立つのなら」
「それが形として報われるなら、もっと本気で向き合えるんじゃないか」
この時期から少しずつ、競馬を“好きな遊び”から
“本気で打ち込む領域”として見るようになった。
- 自分がかつて苦しかったとき、誰かに助けてほしかった。
- でも、予想屋には人間味がなかった。
- だからこそ、自分が「人間味ある予想屋」になればいい。
僕はそう考えた。
【行動を始める:アメブロでの予想配信】
まずはできることから始めよう──
そう思って開設したのが、アメブロだった。
当時リスペクトしていた某有名予想家のスタイルを参考に、
僕も自分の予想や軸選定ロジック、レースへの想いを綴りはじめた。
PVは少なかった。
コメントもない日が続いた。
でも、それで良かった。
「届けたい相手に、届けばそれでいい」
「1人でも共感してくれたら、その人の競馬人生は変わるかもしれない」
そう思いながら、毎週毎週、記事を投稿し続けた。
それが、今のサロンに続く“第1歩”だった。
▶️【第7話へ続く】
「コミュニティの誕生と、1人目の仲間」
──たった1人のために全力を注いだ日々が、今に繋がっている。