競馬で一番人気の馬の見極め方 扱い方を知るだけで勝てるようになる話
こんにちは☆
馬券的中率アップの会 会長の川名です。
「競馬で勝つ為にはどんな予想をすればいいの?そして何から見ていけばいいのか?」
競馬を始めたばかりの方や競馬の知識が付いてくるも、
急に負け込んでる方に向けた記事です。
今回、会長的に超重要となる馬の解説をしていきます。
それは1番人気の見極め方、扱い方。
このポイントさえわかっていれば回収率の底上げや、
予想時間の短縮、得意馬券種の習得にも役立ちます。
そして何と言っても勝つ事に大きく近づきます。
一番人気の勝率、連対率、複勝率
まずは一番人気の馬どのくらいの確率で馬券に絡んでくるのかを知って頂きます。
勝率=1着になる確率
連対率=2着以内に入る確率
複勝率=3着以内に入る確率
それでは一番人気の平均的なデータです。
これは何年たっても前後1〜2%程しか変わらない数字なので覚えておいてください。
勝率 | 32% |
連対率 | 51% |
複勝率 | 64% |
単勝オッズ | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.0倍〜1.4倍 | 62% | 80% | 88% |
1.5倍〜1.9倍 | 46% | 66% | 76% |
2.0倍〜2.9倍 | 31% | 53% | 66% |
3.0倍〜3.9倍 | 24% | 42% | 56% |
4.0倍〜4.9倍 | 18% | 35% | 49% |
さぁ、どうでしょうか?
これだけでも一番人気に対しての扱い方が見えてきた気がしませんか?
それでは一番人気の向き合い方の説明にいきましょう。
一番人気としっかり向き合う
今回の主役は一番人気の馬です。
そこをないがしろにしてしまう方が実際現場ではほとんどです。
「断然人気だからその馬は切って他が来たらラッキー」
「単勝オッズ5倍もあるから儲かりそうだしその馬は馬券に入れる」
「信頼出来てしまう断然人気馬がいるなら馬券的に見送る」
「単勝オッズ5倍もありオッズ割れしているのでどの馬券種で利益を出すか」
戦略を考えていくことで負け率を減らせると同時に勝率を上げていく事が出来ます。
オッズだけに惑わされず、本当に信頼出来るかどうかを見極めていきます。
「一番人気だから当たって当然!」とか思っているうちはやられます。
競馬に絶対はないので一番人気でも的中する事はすごい事だと思いましょう。
しっかりと向き合っていくのです。
さぁ、本題の一番人気の検証法お話ししていきましょう。
一番人気の脚質を見る
まずは単刀直入にいきます。 追込み馬(後方待機馬)は展開がしっかりハマらないと
直線で届かず、頻繁に馬券外にもなります。
出遅れ癖も兼ねて追込み脚質になってしまうケースも多く
そういった馬は勝ちきれない事が非常に多いです。
もし前走、追込みがハマり豪快に勝った場合、勝ち方の迫力により次走で人気してしまいます。
単勝オッズ1倍台で追込み脚質の馬は危険な一番人気になります。
脚質をしっかり見ていきましょう。
※有名な追い込み馬=【デュランダル、ヒシアマゾン、ディープインパクト、ゴールドシップ、ハープスター、キズナ】
一番人気に乗る騎手を見る
馬をコントロールする超重要な騎手についてです。
若手騎手が一番人気の馬に乗った場合は会長は評価を下げます。
斤量のハンデがあったとしてもです。
その理由としては、
①単純に未熟でマークされても捌けない
②上下関係で先輩にビビってポジションが取れない&緩める
少なくとも私はそのように感じます。
なので単勝での購入はまずしません。
騎手自体も自分が一番人気を背負っているのは把握しているでしょうし、 他の騎手も同じです。
リーディングを競う中、マークは必ずされるはず。
斤量が有利とはいえ、コースのポジション取りや、
馬が気持ち良く能力を発揮させる為の騎乗はなかなか上手く出来ないでしょう。
そして上下関係です。レース中は戦場です。
お客さんには聞こえはしませんが、騎手はレース中に大声を出したりします。
「どけぇ!コラァ!」みたいな声を新人騎手が受ければさすがにビビるでしょう。
ポジション取り、追いを緩めたりするのも十分考えられます。
↑↑
先輩や、気が強い騎手が威嚇してみる
すると
↓↓
ここまでとは言いませんが、こんな心理状態になるはずです(笑)
それでは、初心者でも積極的に狙っていける一番人気馬の
チェックすべき項目を解説したいと思います。
一番人気の狙える枠順、脚質、 馬場状態
予想するにあたって大切なポイントの解説です。
特に馬場状態はものすごくレースに影響します。
僕ら人間界でも浜辺を走るのかグランドを走るのかみたいなものです。
ただ今日明日で馬場状態を判断出来るようになるのかと言われたら
厳しいものがありますので、今回は簡単にいきます。
ダート戦の短距離で外枠に入った一番人気馬
短距離戦はスタートからスピード勝負になります。
コース形状から全て最内枠が有利に思えますが、実は違います。
内枠の馬は少しでも出遅れてしまえば、
外枠勢に序盤から包まれてしまい ポジション取りが出来なくなり
そのままゴールという無残な結果になったりします。
逆に外枠に入れば思い切って内に被せていける競馬が出来るので展開的に有利になります。
そしてダート戦でもスタートで100mくらい芝を走るコースがあります。
そんな特殊なコースの紹介です。
下の図は競馬人にとって有名なダートコースである【中山ダート1200m】です。
レースが始まりゲートが開き、スタートダッシュは
芝を走る→→スピードをつけてダートコースに入る感じです。
例、【中山ダート1200m】
その芝を走る距離は外枠にいくにつれて長く走れます。
よく見ると上の図でも外枠の方が芝の緑色が長いですよね。
もちろん砂のダートよりも芝の馬場の方が走りやすくスピードが乗るので
外枠勢がスタートダッシュを決めればインコースに切り込んでくるので
内枠勢が一気に包み込まれ後手を踏んでしまうという事。
なので外枠がレース展開的に有利になります。
一概にそれが全てではありませんがダート短距離の多いパターンです。
なので一番人気の馬が外枠に入ったら評価を上げて予想をする事ができます。
参考までにスタート芝を走れるダートコースを書いておきますね。
・新潟ダート1200m
・福島ダート1150m
・東京ダート1600m
・中山ダート1200m
・中京ダート1200m
・京都ダート1400m
・阪神ダート1400m
・阪神ダート2000m
再度言いますが、全部が全部外枠が断然有利ではないですが、
予想に迷ったらこの情報さえ頭に入っていれば一番人気の判断基準としてお役に立てるはずです。
開幕週〜2日目の芝コース
走りにパワーがいるダートとは違ってスピードや瞬発力が重要となる芝コース。
ダートよりも走りやすいのは想像の範囲内ですね。
ディープインパクト産駒やハーツクライ産駒、キングカメハメハ産駒といった
サンデーサイレンス系、キングマンボ系の血を引き継いだ馬が活躍しやすい傾向です。
競馬場が入れ替わった開幕週〜2日目の芝コースはもちろん馬場の整備がしっかりしてあり、
馬場状態が良いのでインコースを走りコースロスなく走れる馬が展開有利です。
単純に内枠からスタートであれば、
先行してインコースへの位置取りは 外枠勢よりも取りやすいですよね。
そういった条件で一番人気の馬が内枠に入れば予想評価を上げるチェック対象になります。
逃げ、先行馬であれば更に信頼度アップです。
一番人気の逃げ、先行馬
再度言いますが、逃げ、先行馬は競馬の基本と考えてください。
・レース展開のカギを握る逃げ馬 ・逃げ馬の様子を伺いそれを追走する先行馬
一番人気が逃げ、先行馬であれば 差し、追い込み馬よりも信頼度は大きくアップします。
競馬は1〜6番手くらいまでの馬で決まる事が非常に多いです。
要は逃げ、先行馬で決着する事が多いです。
ゴチャついた中団から後方にいる馬は心理的に馬群でやる気を無くしたり
ハイペースの少ない現代競馬では遅いペースにより、
脚を余して差しきれない事がデータ的にもハッキリしています。
一番人気の脚質が逃げ、先行であれば評価を上げましょう。
狙える一番人気のまとめ
一番人気という事だけでここまで長くお話しが出来てしまいます。
名言も思い浮かぶほどです(笑)
「左を制する者は世界を制す」
「リバウンド制する者は試合を制す」
「一番人気を制す者は競馬を制す」
それだけ会長的には一番人気の扱い方で競馬の運命が変わると思っています。
では、最後に今回の内容を簡単にまとめます。
1、一番人気の追込み馬は評価を下げる(信頼できない)
2、一番人気の若手騎手騎乗(信頼できない)
3、ダート短距離で外枠に入った逃げ、先行馬の一番人気(信頼)
4、開幕週〜2日目の芝コースで逃げ、先行馬の一番人気(信頼)
上記4つをしっかり受け止めてください!
今週から少しでも競馬力が上がっている状態で勝負に挑めば
いろんな角度で見えてくるものもあるはずです。
利益が出たら勝負をやめる精神的な強さだったり
マイナス分を取り戻そうとムキになって根拠のない中穴狙いの卒業だったり。
それを踏まえて一番人気馬の徹底分析から始めていってください!
以上、一番人気の馬を見極める為の考え方 競馬で勝つ為の予想法でした。
【番外編】その他の評価を下げる一番人気の条件
番外編として、すぐ見てわかるように評価を下げて良い一番人気を簡単に書きます。
少なくとも単勝系は買いません。
- 短距離戦
- ハンデ戦
- 小倉競馬場
- 500万クラス
- 前走逃げ切り勝ちの馬
- 内枠のデムーロ騎乗ダート短距離
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